ハーブの種類は正直数えきれません!自然に感謝です!!
健康の意識が高まってきていて、ダイエットやデトックスなどは当たり前に耳にするようになってきましたね。カフェではコーヒーが根強い人気ですけど、最近はハーブティーやスムージーなど、健康にアプローチをするようなドリンクメニューが増えていませんか?
ハーバルセラピスト・ティーコンシェルジュを取得している私としてはハーブティーが広まる事は嬉しいことです!
と、ここで、ハーブは体に良いって何となく分かる気がするけど、ハーブってそもそもどんなものを指すのか、意外に知られていない(と思う)ので、ハーブって何者なのかお伝えします!
ハーブとは
ハーブとかハーブティーって聞くけど、ハーブってどこまでの事を言うんでしょうか。
ワサビもハーブ?なんてことも言われたことがありますが、ハーブの定義とは・・・
食用とか飲み物に使われるものだけみたいにもっと限定的かと思いきや香りのある植物がハーブなんです。
(生活に役立つ必要はありますが)
香りで癒される観葉植物も、漬け込みチキンに使うローズマリーやタイムなどの薬草、食用の野菜も一種のハーブと呼べます。
カフェでハーブサラダを見かけても名前にツッコミはいれずに注文しましょうね(笑)
ハーブは食用もありますけど、食があれば飲、飲み物にもハーブは使われます。ハーブティーはもちろん、ハーブコーディアルやアルコール類(モヒートやビールのホップなど)にもハーブは使われているので、結構身近にあるものなんですよね!
他にも軟膏やシップにも使われます。カフェのメニューだけでも結構目にしたことがあるかもしれませんが、ハーブってどれくらいの種類があるんでしょうか?
ハーブの種類はどれくらい
ハーブと言っても香りのある植物から洋ハーブ、和ハーブまであるので種類は数えきれません!ハーブティー屋さんに行って商品の種類を数えるだけでもかなりの数になるかと思います。カフェでハーブティーとして見るのは
・ローズヒップ
・ハイビスカス
・カモミール
・ペパーミント
・ルイボス
・レモングラス
このくらいでしょうか?
もちろんもっともっと種類があるので、体への作用や気分に合わせてどれを選んだら良いかはまた記事にしていきます!
ハーブの歴史
ハーブは薬として使用されていた歴史があります。最近の薬も元を辿ればハーブに辿りつくんですよね。
19世紀にハーブに含まれてる色んな種類の成分の中から特定の成分だけを抽出(単離)出来るようになります。1806年にアヘンからモルヒネの単離に成功したり、科学的に合成するようになったのもこの辺りの時代です。
頭痛薬の名前でお馴染みのアスピリン(アセチルサリチル酸)が合成されたのは1899年のことです。
健康維持のために使うハーブを「メディカルハーブ」と呼んでいます。この歴史を辿っていくと紀元前400年頃に古代ギリシャのヒポクラテスという人が「体液病理説」という考えを元に400種類ほどのハーブを処方していたという歴史があります。
2世紀頃にはローマの医師のガレノスが500種類以上のメディカルハーブを・・・歴史はまだまだ続きますがこれくらいで!
これらハーブを使った医学はローマから発展していきました。アジアの伝統医学はインドのアーユルヴェーダや中国の中国伝統医学などがあります。
アーユルヴェーダは「スシュルタ・サンヒター」、中国伝統医学は「神農本草経」などが有名です。
最後に
もし、街中でアーユルヴェーダの文字を見かけたら、歴史あるインドやスリランカの伝統医学だと思い出してみて下さいね。これをカフェでハーブティーを飲みながら話すと「おー!」と言われる可能性がグッと上がりそうです!
何気なく食べたり飲んだりしてるハーブや植物も意外に歴史が深いものもあったりします。アーユルヴェーダがオイルを垂らす事だけじゃないってことを知ってるのと知らないのでも楽しさが違うと思います。目の前にある物や出来事のルーツを探ってみるのも好奇心を刺激したり、旅に出る目的になったりもします!
意外にも身の回りには掘り下げると興味深いものがあったりします。今回はハーブの歴史に少し触れてみましたけど、普段当たり前のように感じていることも、その歴史やルーツを探ってみると面白いかと思います!
色んな事に興味を持ちながらたまには掘り下げながら、好奇心を忘れずにハーブも取り入れながら健康的に楽しい日々を過ごしていきましょう!